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土スタ
- 2008/12/06(Sat) -
081206 081205 081204 081203 081202 081201


司会 「このドラマの出演依頼を受けた時、ARATAさんはどう思われたんですか?」

ARATA 「先ほども言ったんですけど、作品との“出会い”をまず感じました。
ホン(台本)を読ませてもらって、どうしても参加したいという強い思いがありましたね。」


司会 「それはそのテーマがこういうテーマだったからですか?」

ARATA 「そうですね。テーマもそうだったんですけど、なかなか自分の情熱や主義とかを
思いっきりぶつけられる作品というのは出会いたくても出会えないので、
お話を戴いたときは思いっきりぶつかっていける作品だなという印象を受け、
どうしても参加したいっていうふうに思いました。」


司会 「村田さんは?」

村田 「僕もそうだし、こういうテーマっていうのは例えば学校で教わることとはちょっと違うことだったり
するじゃないですか、もっと深く掘り下げてゆくと。そういうのをちゃんと日本人は知っておくべきだな 
と思うし、こういうドラマはどんどん作るべきだなと思いますね。必要以上に知る必要はないことも
あるかもしれないけれど、 でもこういう生き方しかできない時代があったっていうのは
とてもすごいことだと思いますね。 これはお話戴いて『やっときたか!』って感じですよね」

司会 「今回のドラマが描いてるのは、今公開中の映画『私は貝になりたい』とは別の人物、
でも実在の人なんですよね。」

アシスタント 「今回の『NHKスペシャル 最後の戦犯』は昭和24年にBC級戦犯として判決を
言い渡された左田野修さんの手記を元にドラマ化したものなんです。(中略)
こちらが左田野さんが書き残した手記なんですが、非常にマメな方で、逃亡中の生活のことなど
どんなことでもメモを取っていたということなんです。逃亡中に家族に起こったことも人から
伝え聞いてメモに残していたということなんですね」

司会 「その人を演じたARATAさんは左田野修さんという人をどんな人だとお感じになったんですか?」

ARATA 「左田野さんが書かれた手記を読ませてもらったときに感じたのは、
とにかく自分の“思い”や“気持ち”よりかも“行動”や“行為”の方を手記に
残されていた方だったので、そこはとてもボク自身、役作りのヒントになるところでした。
やはり人間の持つ弱さだったり、その弱さを受け止めて力強く生きる強さの部分を、
佐田野さんからはとても感じてとても共感しました。」


司会 「役を演じるにあたって、まだ若いですよね? ARATAさんは。
あの時代の歴史っていうのはどういう風に勉強されたんですか?」

ARATA 「歴史の勉強はボクの趣味みたいなものなので(一瞬嬉しそうに微笑んで)
NHKの方から当時の戦犯や巣鴨プリズン、あとは岐阜の街の文化、陶芸だったり、
すごい貴重な映像をたくさん頂いて、それを見ていった流れがあります。」


司会 「その時代を勉強してから臨まれるんですね。村田さんは? もちろんその時代には…」

村田 「生きていなかったですからね。でも戦争ってことをせざるを得なかった日本のバックボーン
っていうのはとてもよく…まあ、仕事が仕事ですからね。その前にもいろいろ調べたりもしてたし、
そういう時にはそれなりの知識を持っていた方が役作りは楽ですよね。」

司会 「そういった知識を得た上で、どうやって役に入っていくんですか? ARATAさんは。」

ARATA 「クランクインする前の段階は、いろんなものを見させてもらって
学ぶってことはあったにしても、撮影に入ってからは共演者の方たちとのセッションで、
自然と作られてゆくし生まれてゆくものだと思っているので、撮影に入ってからは“作る”
と言うよりも内側にあるものを共演者の方たちとセッションすることによってどんどん出してゆく
って作業だったので、自然な流れでやらせてもらいました。」


司会 「じゃあ、村田さんとお会いになって話しすることによって主人公の像もまた生まれてゆく…」

ARATA 「話をするというよりも、ぶつかり合うことによって、ということだと思います。」

司会 「さっきの言い争いのシーンはおふたりともすごく印象に残ってるシーンだと
あらかじめ取材をさせていただいたんですが…」

ARATA 「はい。おもしろかったです。」

村田 「いやね、すごかったですよ。やっぱりこうやってARATAくんも割と飄々としてるというかこっから
どういう感情が出てくるんだろうっていうのがあって、台本を読んだときに、やりとりとしてすごいシーンだから
それが「ぶつかりあう」っていうふうになってゆくのかな?っていう、こういうふうな形になることは
ある程度想像はしていたんだけど、でも、どうできるかね?(と言ってARATAの方を見ると、
うんうんと大きく頷いている) 現場で会話をしてないもんだから、こういうシーンだったので
割と二人ともこう…(自分の世界に入り込んでるようなジェスチャーをする村田)」

司会 「あまり現場では会話はなさらなかったんですか」

村田 「特にこの人(ARATA)なんかはこう入っちゃってますし、(彼は)役が役だし背負ってるものも
あるし、みんなと仲良くしてるとそれがどっかで緩んじゃったりするんじゃないかなあと思って、
こっちもそうそう声はかけられないわけですよ。
だから『今日、飲みに行く?』みたいなことはなかなかないわけです。」

アシスタント 「でも、先ほどのシーンが終わったあとなんかは『良かったね』っていう
コミュニケーションなどはされたんですか?」

村田「 テストやって本番が終わるまで、あのシーンを撮ってるときはものすっごく楽しかったですね。」

ARATA 「(大きく頷く)」

司会 「楽しかったんですか?」

村田 「楽しかった!」

ARATA 「(大きく頷きながら)楽しかった!」

村田 「やっぱり『芝居やってる!』って感じがすごくして、お互いに言葉を交わしてないけど、
(胸のあたりを押さえて)なんかこの辺の機微が揺れてる感じがものすごく伝わってきて、で、こっちが
仕掛ければこっち(ARATA)がグワッてくるしっていうのを、なんか、久しぶりに感じたシーンでしたね
(横で頷くARATA)。だからヘンに言葉を交わさない方がバンッ!ってきてくれたときにね
(といってARATAの方を見る)、こっちもウワーッって行ったときに向こうがまた返してくれて、
そこで感じられるかどうかだから。」

司会 「ARATAさんはいつもそんなに無口なんですか?」

ARATA 「(笑)。そうですね、いつもまあ、こんな感じです。(一同笑)


というわけでここからはお互いへの質問コーナー。まずはARATAから村田さんへの質問。

「Q.芝居の際、感情のコントロールはどのようにしてるんですか?」

司会 「(現場では)聞きたくても聞けなかったんですか?」

ARATA 「いや、そうではなくてですね、先ほど流れた映像のシーンはほんとボク自身も
この作品の中でほんとイチバンやりがいのある思い出のシーンではあるんですけれど、
芝居をしてるときに、ボクはああいう「感情が表にグワッと出てくる芝居」をするときには
無我夢中になってぶつかってゆくので必死だったりするんですけど、
例えばボクがつっかかっていったときに、村田さんがその手を握り返してくれて、
その握り返す手のチカラがすごく“感じる”んですよね。
そのチカラがボクには『もっと来い!もっと来い!』っておっしゃってるように感じて、
もうほんと冷静ではいられない、撮影が終わった後に放心状態になってしまったぐらいの
シーンだったんですけど、村田さんのお芝居を目の前で見させてもらって、ほんと目の動きや
身体の位置や全て計算されてるのがひしひしとボクには伝わってくるので、
ああいう感情がガッと出てこぼれ落ちるシーンでどうしてそんな冷静に…
まあもちろん“経験”でもあるんでしょうけれど…」


村田 「いや、冷静じゃないです。もうこっちも(頭が)うわーっていってるし、もうね、それはね、
すいませんねそんなふうに言って頂いて、全然そんなことないですね。
もうとにかくぶつかりあいたいっていう」

司会 「それだけ」

村田 「うん。まあ、どっかでコントロールはしてるんでしょうね。夢中になってる自分がいて、
それをどっかで客観的に見てるものもあるんだろうとは思うんですけど、ただ、それは
計算でできてるもんではないなという気はするし。ともすれば私だってやりすぎて物壊しちゃったりとか、
自分でひっくり返って怪我しちゃったりとかよくありますからね。」


ついで村田さんからARATAへの質問。

「Q.演じる前と後で気持ちの変化はあった?」

村田 「やっぱりこういう作品だし、だんだんだんだんのめり込んでゆくと、普通軽いシーンから
重いシーンを撮ってゆくことが多いんだけど、まあテレビだからラストシーンから撮る場合もあるんだけれど、
やっていって、例えばやり終わったときに、絶対こういうドラマって『ああ、やったー・・・』
ていう何かがあると思うんですよね。で、入る前は史実だし、怖いと思うんですよ。
これをどうやっていけるかっていう。俺なんかもそうだけど。で、終わったときにきっと達成感もあるだろうし、
例えば我々は早めに(出来上がった作品を)戴いて内容も見たりしてるんで、
そこでどういうふうな違いがあるのかどうか。」

ARATA 「そうですね。やはり史実がベースなので、入る前は頭でいろんなものを考えて、
そこには心がついていってない状態なんですけれど、でもやっぱ共演者の方達と芝居を
してゆく中で、そして佐田野さんの人生を追体験させてもらってゆく中で、
気持ちがだんだん自分の…個人の気持ちとひとつになってゆくのをボクは感じていましたね。」


村田「ふーーん。」

ARATA 「それで、終わった後はボクはそれをリセットするってことはしたくなくて、
終わった後は自分の気持ちや得た物を自分の血や肉にしていってひとつになって
自分の物にしていきたいなって気持ちで、今は終わった後はそういう気持ちでいます。」



そしてここで二人が働く陶器工場の社長を演じた中尾彬から二人にメッセージが届いた。

「Q.ARATAの印象は?」

中尾「台詞にない言葉ってあると思うんですね。つまり心の言葉みたいな。
それを今回彼はずっと耐えてやってきたってことは大きな武器になると思うんです。
ですから仕事は選んでやった方がいいと思いますよ。俺なんてなんにも選ばないからね、
こうなっちゃうんです(笑)。」


「Q.村田雄浩の印象は?」

中尾「ずーっと彼はどっちかっていうとこうストレートにまっすぐ(前だけ見て)くる、
一生懸命にやるんですけど、最近は年齢と共に車のハンドルのあそびの部分みたいなものが出てくると
また違った魅力が出てくると思うんですよ。それが今回随分出てるんじゃないでしょうか。」


司会「村田さんは中尾さんのモノマネもなさるんですか?」

村田「・・・しませんよ(一同笑)。何を突然に! それは噂です(笑)。」


というわけで最後は客席からの質問。いくつかあったけどここではひとつだけ抜粋。

「Q.目標とする人物は?」

ARATA 「そうですねえ・・・・(と宙を見ながら固まってしまうARATA)」

司会「先に村田さんから聞きましょうか?」

ARATA 「ああ、はい、じゃあすいません。」

村田「いや、それはね、困りますね。ただ、明確に“個人”ってことではなくて、
ほんとに広い心を持った大らかな全てを包み込むような人間になりたいなと思いますけどね。」

司会「ARATAさん、まとまりました?」

ARATA 「そうですね。村田さんの意見からちょっと広げさせてもらって、
“人物名”っていうのは特にないんですけど、ボクは常に自分との戦いだなと思ってるんで、
目標を設けると目標のために行こうとするじゃないですか。
それは絶対正しいゴールではないと思うので…」


村田 「自分に勝つことですよね。」

ARATA 「自分に勝ち続けて乗り越えてゆけば自然となるように
なってゆくんじゃないでしょうか。」


最後に司会者から「生放送だけどそんなに緊張することもなくマイペースを貫かれましたね」
と言われ笑うARATAくんでした。







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