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゚・:*:・。 Special Interview 。・:*:・゚"
- 2010/05/22(Sat) -
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*スペシャルインタビュー 前編 → ここ

*スペシャルインタビュー 後編 → ここ

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Q. 村雲という役をどう感じたか

まずは人物像としてすごく魅力的なキャラクターだったので、
たくさんイメージがわいてくる役柄でした。
僕は子供の頃から、ヒーローものを見た時にダークヒーローに感情移入することがありました。
“光り輝くもの”も素晴らしいんですが、それを“光輝かせる陰”の方にも興味があります。
村雲という役はまさに“陰”を全て背負っている役柄なので芝居をしていても面白かったですね。
最初に本を読ませてもらった時に、どういうふうにも転んでいけそうな、
ふり幅の広い役だと感じましたし、つくりがいのある役でした。



Q. 村雲の人物像の最初のイメージは

最初の印象は、人間くささがほぼないような人物像が浮かび上がってきて。
ロボットみたいな。だから春馬さんと対峙したときに面白くなるんだろうなと思ったんです。
無機質で、スキームを進行していくのみの無感情な人物かなと。
けど、それだけではふり幅や奥行きが無くなり面白くないなと。
もう少し“人間の血を入れていく”ことを意識しました。
恐怖を感じたり怒りをあらわにしたり。
(シーンごとに対峙する)相手によってもまた村雲の対応が変わってきていたので、
その一人ずつのバランスや本質は何なのかなと。
演じていくうちに見えてくるところも多くある役でしたね。
歌織にしても基一にしても、正道さんにしても、
微妙に対応のニュアンスとかが変わってきていて、
どれが本当の村雲修次なんだろうと演じながら自分でもわからなくなるくらい(笑)。
でも、だんだん人間の血が入っていくことによって、
村雲の最初の印象“ロボットっぽい無機質な感じ”が自分の中で昇華されていったというか、
“人間になっていってる”というのもやりながら実感していきました。



Q. 「人間くささ」を出すために苦労した部分

逆に1日空いたりするのがつらいぐらいでしたね。
ずっと毎日撮影していたい。それぐらい気持ちも向かっている役柄だったので。
村雲修次は左手が義手なんですが、撮影に入るにあたって自分の左腕でゼロから作っていただいて。
義手のお芝居というのは初めてだったので、
入る前までは義手の動きなどが身につけていけるのかという不安はありましたが、
義手だから芝居がどうの、というのは一切なく進行しましたし…
大変なところというのは…あるはあるのですが…
それを楽しんでいましたね、どちらかといえば。



Q. 脱税コンサルタントという特殊な職業を演じる上での意識

あまりにも自分からかけ離れた仕事をしているので、
想像するしかないんです。想像して、自分でブレない一本の線を作っていきました。
だからヒントやさぐっていく素材は必要ありませんでしたね。
ビジュアルイメージは監督が本当にこだわってくれて、
スーツもさまざまな中から選び出して村雲というイメージを作っていきました。
時間はかかったと思います。
実は一辺倒のようで、全体の流れの中でいろいろと髪型や洋服も変わっていきました。
村雲を演じる上で、ツーブロックの髪型は僕の強いこだわりです(笑)



Q. スーツのARATAさん、非常に新鮮ですね。

僕も新鮮でした(笑)。
こんな長くスーツ着ているときは、あまりないですからね。



Q. 村雲にとっての歌織とは

実は歌織との関係というのがお芝居をしていて一番難しくて。
麻生さんとは様々な現場を共に過ごしてきたので、
絶対的な安心感と信頼感を持ってお芝居ができる仲。
ですがというか、だからなのか、歌織との関係性が一番難しかったです。
(ドラマに描かれていない過去で)まだ村雲自身が“自力で再生していこう”
としていた時に歌織と出会っていて。
それがありながら、また180度変わった村雲と再会。
目的のためには手段も選ばず、冷徹にスキームをこなしていく男に
唯一信念がくずれてしまうぐらい自分の中に入ってくる女性でもあるわけです。
歌織という人物が持ってる好奇心…普通の女性ではないんですよね。
普通の主婦であれば村雲の信念がくずれ落ちはしなかっただろうけれども、
歌織が村雲の抱える闇を受け止めることが出来る女性でもあるだろうし。
ビーチで会話するシーンで「私もそっちに連れてってよ」と言われるんですが、
普通の女性に言われるものではない…というか。



Q. 歌織は村雲にとって制御できない相手?

そう、歌織は制御不可能ですね。
自分で再び受け入れたものの、最大の弱点にもなっていきますし。
基一との関係でうまく使ってもいくけれども、諸刃の剣のような存在ですね。
歌織の前でいくら強がっても強がりきれていない村雲がいる気がずっとしていて。
それをなるべく悟られないようにしてる村雲もいるんです。
ある意味、村雲の“らしさ”を守るために鏡のように歌織といるけども、
その鏡は自分の弱さも全部映していて。
なんでもない会話の中でもいろんな感情がうごめくんです。
歌織のひと言は何よりも大きかったり。
ただ単に愛してるとか好きだとかではない気がします。
母親に向けての愛とも恋人に向けての愛とも違う、友達とももちろん違って、
それが全部混ざった集合体のような存在が歌織。
だから愛してるっていう言葉は村雲と歌織の中ではまったく必要がない…
というか、そういうことではないんですよね。



Q. 中村嘉葎雄さんとのシーン、お芝居は

嘉葎雄さんとのお芝居は本当に楽しかったです。
お話しをしていく中で、恐れながら、僕と共通点がたくさんあった方です。
なかでも芝居というのは上手い下手や技術うんぬんは重要ではなく
“自分の生活がにじみ出るもの”とおっしゃっていて。
その意識の共通項を見出したときに、とても勇気をいただいたし、
父親としてそこに中村嘉葎雄さんが、檜山正道が、
“父親として”しっかり存在していてくれました。
ちゃんと2人がつながってお芝居を出来たことが、この現場での大きな収穫というか。
すごい学びをたくさん受けました。
嘉葎雄さんが何か伝えたり、教えているわけではなく僕が、
嘉葎雄さんが投げてるものを勝手に全部キャッチさせてもらってるだけなのですが(笑)
あまりにも一緒に過ごす時間が楽しくて、短い時間の中で、
父親という関係に気持ちのところから入らせてくれた嘉葎雄さんの、
人としての器の大きさに感銘しています。
嘉葎雄さんとのシーンはどれもクリエイティヴな時間でした。



Q. 村雲を演じるにあたって、一番大事にした部分

スキームをやろうが何をやろうが、村雲という人格=人間性が構築された一番は、
母親がすべてだと思うんです。
言ってみれば極端なマザーコンプレックスというか。
村雲が動いていく裏には、突き動かされてるものが母親への何らかの想いであろうということは、
とにかく常に思って演じていました。


木彫りのバラは、映像で何度か登場していますが、
村雲は常に胸ポケットに忍ばせていて、あれは母への想いの象徴なんですよね。
檜山正道が父として存在することもありながらも、それを凌駕しているのが母への想い、
それがあるからこそ、正道に非道になれるし、基一に対してもどこまでも手のひらで転がそうとする。
だからこそ春馬と村雲は対極に見えるのだろうし。


ただ、歌織はその中でもまた特別な存在だったというのは
唯一の母以外の女性でその想いを一番悟られてしまいそうな人で、
だから特別なんですかね。
たまたま脱税コンサルタントの仕事をしているけれど、それはあまり重要ではなく、
母親への想いから構築されてしまった人間、それが村雲修次だと。
一番大事にしたのは、母親への想いを常に持ち続けることでした。


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